マーケティングにおいて人とのつながりができること

2020年1月28日

現代のBtoBブランドにおいて、顧客との強い関係性を築くための重要な要素があります。それが「人とのつながり」です。

私が栄養士の研修生だった時に「生活習慣を変えて血糖値の管理をするためのコンサルティング」を見学したことがありますが、指導法が全く良いとは思いませんでした。なぜならその先生は、顧客との信頼関係を築こうともせず、指導の最後に、次回までに達成すべき3つの目標を書いたシートをただ手渡したのです。その目標も、先生が設定したものであり、顧客からのインプットはありませんでした。

あなたの顧客は、私の先生が指導した顧客のように感じていないでしょうか?あなたの顧客は、あなたのコンテンツとつながっていますか?コンテンツ作りの最終目標は、顧客と会社のブランドをつなげることです。バズワードなどで盛り上がるのではなく、丹念に作られた文章を通じて信頼関係を築くことです。

 

人とのつながりと利益は共存できる

では、人とのつながりはマーケティングにとって重要だということでしょうか?Mark Viden氏は、アメリカを拠点にコミュニティケアを提供しているDignity Healthにおいて、ブランディングとマーケティングのイベントを行い、Hello Human Kindnessという素晴らしいキャンペーンを進めています。人とのつながりを中核としたキャンペーンの狙いは、ヘルスケアを必要としている人の癒しの力を解放することす。素晴らしいですね。

 

健全なつながり

私はヘルスケアのプロとして、コペンハーゲンのcylindr BBNと連携することになるとは思ってもみませんでした。また、世界大手のセメント製造装置メーカーを含む6社のBtoB企業に対しテクニカルなコンテンツを書くことになろうとは思いませんでした。いつかセメント製造に関わる問題が雑学クイズに出たら正解する自信があります!

個人的には、「有意義な人とのつながりを作る」ことを大事にしています。理由は、人とのつながりを作るということは非常に刺激的だからです。少し不謹慎に聞こえるかもしれませんが、私には心温まる活動です。そしてこの活動によって「興味の度合い」が分かり、あなたの会社のブランドと顧客をつなげるパワフルなコンテンツを作り出すのです。

 

情緒的絆を作る

顧客とブランドをつなげるためには、顧客をマーケティング戦略の中心に置き、友人にするかのように育成してください。素晴らしい友情関係というものは、信頼、誠実、そして「強くつながっている」と感じることから生まれ、前世では親友だったのではないかとさえ思います。これがまさに、到達したい顧客との関係性なのです。お互いが相手の能力を深く信頼し、ただし本当のことが言える関係です。

私の場合は、相手がクライアントでも同僚でも、真の人間関係を築くことで、「つながっている」と感じることができます。あなたにとっては笑いすぎて息ができないくらい面白かった経験を共有しても、絆は生まれません。

オーディエンスと同じくらいの感情を築いてください。オーディエンスは、あなたのコンテンツ及びブランドに対し本当の信頼を抱くようになります。

ストーリーテリングについて詳しく学んでみたい方は、cylindrのBtoBストーリーテリングサービスを試してみてください。

これはインパクトMが所属するBBNのBuzz Magazineの記事を翻訳し掲載しているものです。

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