今さら聞けない頻出マーケティング用語33選


マーケティングに携わっていると嫌でも耳にするのがマーケティング業界専門用語です。このマーケティング業界専門用語の理解が円滑なマーケティング活動の実施に繋がるため、きちんと意味を理解しておく必要があります。この記事では、よく耳にするけれども意味を説明できない、いまさら誰かに聞けない、そんな頻出マーケティング用語についてご紹介します。


【マーケティング関連用語】

1.マーケティング・ミックス、Marketing Mix(用語、英語正式表記)

マーケティング手法の組み合わせ。効果的なマーケティングを実施するにあたり、マーケティング担当者は4Pと呼ばれる商品(product)、価格(price)、流通(placement)、プロモーション(promotion)の4つの戦略を最適に組み合わせることが求められます。

2. アウトバウンドマーケティング、Outbound Marketing(用語、英語正式表記)

マス広告やDM、テレマーケティング等のマーケティング手法を駆使して、企業側から顧客に直接アプローチし、新規リード獲得および売上向上を目指す「プッシュ型」のマーケティング戦略。主に、新規顧客を追いかけて直接的なアプローチでリードを獲得することを目的としています。対象的な戦略として、顧客を引き寄せる「プル型」のインバウンドマーケティングが存在します。

3. インバウンドマーケティング、Inbound Marketing(用語、英語正式表記)

コンテンツマーケティング、ブログ、イベント、SEO、ソーシャルメディア等の手法を通して有用なコンテンツを見込み顧客に提供することで、自社を見つけてもらうことを目指す「プル型」のマーケティング戦略。主に、ブランド認知度向上、信頼関係構築、見込み顧客の発掘を目的としています。顧客に対する企業の「押し付け(プッシュ)型」の戦略をとるアウトバウンドマーケティングがとは対を成す戦略です。

4. カスタマージャーニー、Customer Journey(用語、英語正式表記)

顧客が商品やサービスを認知して購入を決定するまでの認知→調査→比較→検討→購買からなるプロセス。顧客にブランドとのタッチポイントやコミュニケーションを提供するための地図のような役割を果たします。適切なカスタマージャーニーを構築することで、顧客体験を改善し、ブランドへのロイヤルティを高めることができます。

5. ペルソナ、Persona(用語、英語正式表記)

商品・サービスのターゲットとなる典型的な顧客のユーザー像。マーケティング戦略を考える際に設定される人物像で、氏名、年齢、職業、家族構成、ライフスタイル、目標等の情報が詳細に設定されます。

6. リード、Lead(用語、英語正式表記)

見込み顧客。自社の製品またはサービスに関心があり、将来的に取引が発生する可能性のある個人または組織。

7.(リード)ナーチャリング、Lead Nurturing(用語、英語正式表記)

啓蒙活動。リード獲得後における営業の各段階での見込み顧客を受注まで導くための関係構築プロセス。

8.(マーケティング)ファネル、Marketing Funnel(用語、英語正式表記)

広く集客したリードがマーケティング プロセスを進めていくにつれて段々と小数になること。これを図式化すると「漏斗(逆三角形、すり鉢状)」のような形状の構造になることからファネルと呼ばれています。

―トップオブファネル、Top of Funnel、ToF(用語、英語正式表記、略称)

顧客体験の第一段階(リードジェネレーション)。この段階では、顧客に認知され関心もってもらうための施策が重要です。

―ミドルオブファネル、Middle of Funnel、MoF(用語、英語正式表記、略称)

顧客体験の第二段階(リードナーチャリング)。この段階では、見込み顧客を引き付け、関心を高める施策が重要です。

―ボトムオブファネル、Bottom of Funnel、BoF(用語、英語正式表記、略称)

顧客体験の最終プロセス(クロージング)。この段階では、顧客との信頼関係を築き最適な商材を提供することが重要です。

9.コールトゥアクション、Call To Action、CTA [行動喚起] (用語、英語正式表記、略称)

Call to Actionの略で、Web上のユーザーに行動を喚起させるために設計されたフォーム。CTAの一般的な例として、「無料トライアルはこちらから」「問い合わせる」「資料ダウンロード」などがあります。


【デジタルマーケティング関連用語】

10.オウンドメディア、Owned Media(用語、英語正式表記)

所有メディア。自社で所有するウェブサイト、ソーシャルメディア、ブログなどの総称。ペイドメディア、アーンドメディアとの対比で使われます。

11.      ペイドメディア、Paid Media(用語、英語正式表記)

有料メディア。企業や個人がコンテンツ販促や露出促進のために利用する有料メディア。テレビコマーシャル、印刷広告、ソーシャルメディア広告などがペイドメディアに該当します。

12.アーンドメディア、Earned Media (用語、英語正式表記)

口コミによって獲得したメディア露出。オウンドメディアやペイドメディア、それらの組み合わせ、またその他要因により結果として生じたメディア露出をアーンドメディアと呼びます。ソーシャルメディア上での共有、再投稿、サードパーティのコンテンツなどがアーンドメディアに該当します。

13.コンテンツマーケティング、Content Marketing(用語、英語正式表記)

製品やサービスへの関心を喚起し最終的に購入してもらうことを目的とした、商品やサービスを明示的に宣伝しない、価値のあるコンテンツ発信によるマーケティングアプローチ。コンテンツの例として、動画、ブログ、セミナー、eBook、ソーシャルメディアの投稿などが挙げられます。

14.ホワイトペーパー、White Paper(用語、英語正式表記)

企業または組織のソリューション、製品、またはサービスに関する情報を文書にまとめたもの。多くの場合、販促を目的として書かれ企業のウェブサイト等にダウンロード資料として掲載されています。見込み顧客の呼び込みやリード情報を獲得するための手段としてよく用いられます。

15.ランディングページ、Landing Page、LP(用語、英語正式表記、略称)

特定の商材について、集客と訪問者のアクション誘導に特化したレイアウトのページ。情報量が多い縦長のページ構成で、検索や広告から流入してきたユーザーを効率的にアクションに誘導します。

16.ランディングページ最適化、Landing Page Optimization、LPO(用語、英語正式表記、略称)

「問合せ」「申し込み」などのCV(コンバージョン)が増えるようにLPをユーザーのニーズに合わせて最適化することでCV率を上げるマーケティング手法。LPをユーザーのニーズにあわせて改善することで、途中離脱を減らしコンバージョン率を高めることができます。

17.エントリーフォーム最適化、Entry Form Optimization、EFO(用語、英語正式表記、略称)

「問合せ」「申し込み」などのCV(コンバージョン)が増えるようにエントリーフォームの対策・改善をするマーケティング手法。フォームをユーザーが使いやすいように改善することで、途中離脱を減らしコンバージョン率を高めることができます。

18.Search Engine Marketing、SEM [SEO+SEA](英語正式表記、略称)

Search Engine Marketing(検索エンジンマーケティング)の略で、検索エンジンからの訪問者を増やすためのマーケティング手法。SEMには、検索エンジンの結果ページの可視性を高めるためにウェブサイトを最適化するSEO(Search Engine Optimization)とユーザーの検索ワードに連動して掲載されるSEA(リスティング広告:Search Engine Advertising)が含まれます。

19.A/B テスト、A/B Testing (用語、英語正式表記)

「問合せ」「申し込み」などのCVが増えるように、元のページに対してクリエイティブやテキストに変更を加えたパターンを用意し、ユーザーをそれぞれのページに振り分けCVR(コンバージョン率)を比較・検証する手法。


【マーケティング指標関連用語】

20.コンバージョン、Conversion、CV (用語、英語正式表記、略称)

コンバージョン率Conversion Rate、CVR(用語、英語正式表記、略称)

マーケティング活動における目標の達成を指す指標。Webサイトの目的によってCVは異なり、「訪問者が製品の購入」、「資料請求」、「問い合わせ」など、様々な目標がCVに相当します。コンバージョン率は、アクセスのうちCVに至った割合を示します 。

21.アトリビューション分析、Attribution Analysis(用語、英語正式表記)

コンバージョンに至るまでの経路のうち直接成果につながった接点だけでなく、複数の接点をみて、それぞれの接点に対してCVへの貢献度を評価すること。代表的な評価モデルとして、①ラストクリック型、②ファーストクリック型、③線形型、④接点ベース型、⑤減衰型があります。

22.インプレッション、Impression(用語、英語正式表記)

リスティング広告やディスプレイ広告などが表示された回数を表す指標で、IMPと略されることがある。

23.エンゲージメント、Engagement(用語、英語正式表記)

FacebookやTwitterをはじめとするSNSにおいてユーザーが積極的な反応(いいね、クリック、シェアなど)を示した割合を表す指標。コンテンツの有効性を評価および分析するために使用されます。

24.重要業績指標、Key Performance Indicator、KPI (用語、英語正式表記)

企業が業務目標達成にむけて、業務目標の達成度合いを測定および追跡するために設定する定量的な指標。定量的な数値で計測され、KGI(重要目標達成指標)達成にむけてプロセスが適切に実行されているかを測る重要な役割があります。

25.投資収益率、Return on Investment、ROI(用語、英語正式表記)

ビジネスに投資された資本に対してどれだけの利益を得られたかを評価するために使用されるパフォーマンス指標。

計算式:ROI(%)=「投資による利益」÷「投資コスト 

26.コストパーアクションCost per ActionCPA(用語、英語正式表記)

1件のCVを獲得するためにかかるコストを表す指標。

計算式は「投資額」÷「CV数」=「CPA」

27.クリック単価、Cost per Click、CPC(用語、英語正式表記)

1クリックあたりの広告費用を表す指標。CPC課金型の広告はクリックされなければ課金されないため、無駄な広告費が発生しにくいという特徴があります。

計算式は「広告費」÷「クリック数」=「CPC」

28.インプレッション単価、Cost per Mille、CPM(用語、英語正式表記)

広告表示1000回あたりの広告費用を表す指標。CPM課金型の広告は、多くのユーザーに対して広告を表示することができるため、商材の認知度を上げやすいという特徴があります。

29.クリック/クリック率、Click/Click-Through Rate、CT/CTR(用語、英語正式表記)

CTは、クリックの略で広告がクリックされた回数を表す指標。CTRは、クリック率の略で広告がクリックされた割合を表す指標。一般的に、広告を運用する際にはCTRが高くなるように運用します。計算式は「CTR」=「CT」÷「IMP」

30.オープンレート、Open Rate [開封数・開封率](用語、英語正式表記)

メルマガなどで送ったメールがどれほど読まれたかを表す指標。メールの開封率を計測し分析することで、より目標達成に効果的なメールを作成するための対策ができるため、メールを使ったマーケティングにおいては必要不可欠な指標です 。

31.ユニークユーザー数、Unique User、UU(用語、英語正式表記、略称)

計測期間中にWebサイトに訪れたユーザー数を表す指標。多くのツールにおいてユーザーはCookie単位で判別され、同一Cookie情報を持つユーザーが何度ページを訪問してもUUは1として計測されます。

32.離脱率、Exit Rate(用語、英語正式表記)

Webページにおいて、そのページから他のページに遷移せずにサイトを離脱してしまったユーザーの割合を表す指標。

計算式は「離脱数」÷「PV数」=「離脱率」

33.バウンスレート、Bounce Rate [直帰/直帰率](用語、英語正式表記)

直帰率は、フォームへの入力や購入などのアクションを取らずにWebページを離れるWebサイトへの訪問者の割合を表す指標。


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